「これってほんとうに、子ども達のため?」

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保育士さんが退職を決める理由は本当に色々。人間関係や労働条件が合わないなど、さまざまな理由がありますよね。その中の1つ理由として「園との保育方針が合わない」「本当に自分がやりたい保育ではないのではないか」ということがあるかと思います。

特に子どもたちを「集団」としてみて、大人の都合で子ども達を動かすような保育に 疑問を感じている保育士さんもきっと少なくはないと思います。

そんな保育士さんの問題意識に一緒に向き合ってくれるのが「グローバルキッズ」の考え方。今回は、都内近郊に100ちかくもの保育施設を展開する、グローバルキッズの保育方針をご紹介していきます!

「お散歩行きたくない!」にもしっかり向き合う“個”を大事にする方針

グローバルキッズの保育方針で大切にしているのは「個性」。しかし、個性を大切にしている保育園はたくさんあります。そんな中で、グローバルキッズでは実際にどこまで“個”に向き合えているのでしょうか?

これは取材にお邪魔したときの話ですが、「お散歩に行きたくない」という男の子を見かけました。保育士の方がその子の気持ちを聞いてみたところ、「どうしても行きたくない」とのこと。一般的にはここで、無理にでも説得をしたり叱ったりしてお散歩に連れていくところですよね。

しかし、そのとき保育士の方がまず取った行動は、「どうして行きたくないのか」を問いかけたこと。実際に気持ちを聞いたあと、その保育士さんは、その子の気持ちに寄り添うことに決め、園長室に男の子を連れて行きます。結果としてその子は散歩に行かないで園に残り、園長先生とブロックで遊ぶことに。散歩からみんなが戻ってきたころには、男の子の気持ちも落ち着き、笑顔でみんなの輪に戻っていきました。

取材の中でも「大人都合ではなく、子どもたちがどういう想いでいるのかについて考えることや、一人ひとりの発達段階に合わせてそれにあった援助をしていくことを大切にしています」と採用担当者さんは話します。

お散歩のエピソードからも、「子どもを中心に考える保育」を大切にされていることが伝わりますよね。

保育士の「個性」と「主体性」も大切に

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子どもの個性を大切にするグローバルキッズの保育方針ですが、保育士自身の個性も大切にしています。たとえば、グローバルキッズには、細かいマニュアルがありません。

その理由について採用担当者さんは、「現場の保育士さんたちに、“目の前の子どもたちにとって、所属している園にとって一番の方法は何なのか”を考えてもらいたいんです。“子どもを中心に考える”ということについて、正解はひとつではないので。」と話します。結果として保育士さん一人ひとりの主体性を養い、ひいては個性を大切にすることにつながっています。

また、グローバルキッズでは、保育士自身が豊かな心を持って輝けるよう、定期的に行う国内外での研修が充実! 完全マニュアル型トップダウン方式の保育に違和感を覚えていた方は、やりがいのある現場だと言えそうです。

まとめ

グローバルキッズの数ある方針の中でも、太い軸になっている「個性」。保育士一人ひとりの想いを尊重することで、子どもたち一人ひとりの気持ちに寄り添える保育を目指しているグローバルキッズさん。

口先だけではなく実際に、しかも園全体としてアプローチしている保育園はなかなか珍しいのではないかと思います。

一人ひとりの発達に応じて、ていねいに関わる保育をグローバルキッズと一緒に目指していきませんか?